こちらのブログでも何度かご紹介しました「アガベ モンタナ」
数十年の生涯の最後に一度だけ花を咲かせ、
その後は枯れていく‥という切ない植物です。
ボルディゲラの庭で現在「お花の終わった姿」をご覧いただけます。
今回咲いたリュウゼツランの学名は、アガベ・モンタナ(Agave montana)。
この植物は、メキシコ北東部の山岳地帯で近年見つかった品種で、海外でも開花例が少ない珍しい花です。
最近、全国のニュースでも良く見かけるようになった「リュウゼツラン」と
同じ仲間ですが、咲き方など形態が違いました。
モネの庭では初めての開花でスタッフもどのぐらいで開花するのか、
花の期間は?、どんな花?が全く分からず・・・楽しみに待っていました。
今日は成長の様子と現在の様子をご紹介します。
◆2021年5月21日(真ん中に花茎ができ始めました)
◆2021年7月13日(巨大なアスパラガスのような花茎が伸びてきました)◆2021年7月19日(にょきにょき伸びてます)◆2021年11月10日(ぐんぐん伸びる感じではなくストップした?という感じ)◆12月4日(すっかり寒くなって開花は難しいかも…と半ばあきらめていました)◆2022年2月22日(保温のためにビニールで囲んで霜から守りました)◆2022年4月6日(心なしか先端が膨らんできたような・・・)4月18日 (つぼみらしくなりました)
4月25日(一つの大きなかたまりから小さなつぼみがみえてきました)
4月28日(ついに雄しべが見え始めました)5月3日5月4日5月9日5月11日 5月19日
お花としてはほぼ「開花終了」といった雰囲気になりましたが
背の高い花茎や花の後の部分が残っています。
5月31日
すっかり花は終わり雄しべも雌しべも枯れてしまいました。
※花の期間は2週間程度でした。
もう少し横に広がってくるかと思いましたが大きく広がらずその場で咲いて終わりました。
実が出来るかな?(5月31日)6月3日葉っぱの下段から枯れているような・・・花が咲くとこの株は枯れるというのは本当のようです。6月3日現在、こんな形で残っています。大きな花茎を伸ばした雄大な姿、ぜひご覧ください。
花の後の様子もこれから見届けたいと思います
【追記】花の後に種ができていたので9月15日に植え付けました。すでに種からは芽が出ていました。花が咲くとその株は枯れるというアガベ。今回は子株もつくらず枯れています。
この種だけが頼りです。年月はかかりそうですがどのように育っていくか楽しみです。