先日7月17日、ユネスコ第40回世界遺産委員会は
「ル・コルビュジエの建築作品」を世界文化遺産への登録を決定しました。
ル・コルビュジエとは・・
スイス生まれフランスで主に活躍した建築家で
近代建築の三大巨匠とよばれています。
世界遺産としての構成資産は、7か国17作品。
その中に日本の国立西洋美術館が含まれています。
国立西洋美術館は、ル・コルビュジエが設計した
日本国内唯一の建造物(1959年竣工)なのだそうです。
国立西洋美術館といえば、モネの絵画が17点所蔵されています。
世界遺産登録記念として、モネの庭フローラルホールで
ル・コルビュジエの建築作品の写真展を開催します。
写真を撮られたのはル・コルビュジエの建築作品を多数、撮影されている
高知市在住の
西森秀一さん。
http://nishimori-shuichi.jp/
ぜひ、この機会に素敵な建築作品の写真をご覧ください。
パリを拠点として世界的に活動したル・コルビュジエの建築は、
いずれも心地よい空間と光に包まれています。
世界遺産に登録された作品群を中心に、
ル・コルビュジエ建築を撮り続ける写真を約60点展示します。
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会期:9月17日(土)~10月3日(月)
時間:10:00~17:00
入場料:無料(モネの庭の入園料要)
会場:モネの庭 フローラルホール
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***西森秀一さんのプロフィール***
西森 秀一(にしもりしゅういち)
プロフィール
・建築写真家、一級建築士
・高知県吾川郡池川町(現・仁淀川町)生まれ
・法政大学文学部日本文学科卒業
・出版社、建築設計事務所などの勤務の後、建築を主とした写真撮影を続けている
・これまで6度の渡欧を重ね、訪れたル・コルビュジエ建築は42作品(世界遺産登録されたル・コルビュジエの17作品群のうち、訪ねたのは14作品群)
・1996年9月から97年3月にかけて、セゾン美術館、広島市現代美術館、神奈川県立
近代美術館で開催された「ル・コルビュジエ展」に20点の写真を出展
・2002年7〜9月、長野県小海町高原美術館での「ル・コルビュジエ展」にも、写真作
品を数点展示
・コルビュジエ作品の写真による掲載出版物
「建築文化 96年10月号 ル・コルビュジエ特集」(彰国社)
「再発見/ル・コルビュジエの絵画と建築」林美佐著(彰国社)
「建築知識」2001年1〜7月号(エクスナレッジ社):写真と紀行文を連載
「ル・コルビュジエの勇気ある住宅」安藤忠雄(新潮社)
「ニューハウス」2003年5月号 ル・コルビュジエ「マルセイユのユニテで過ごした
ある夏の日」-写真と記事-(ニューハウス出版)
「ル・コルビュジエ 建築の詩」富永讓著(鹿島出版会)
「モダンデザインの背景を探る」塚口眞佐子著(近代文藝社)
・現在、高知市に在住